TSI BRAND INTERVIEW 「Laline」
  • ラリン
  • 2016.12.28
Wellness & Lifestyle

TSIホールディングスが展開するブランドをクローズアップ。今回は、Laline JAPANの「ラリン」をご紹介します。

―ラリンにしかない大切な価値を発信する―

| ラリンはどんなブランドですか?
ラリンは、死海のミネラルで有名なイスラエル発のボディケアコスメやライフスタイル雑貨を展開するブランドで、1999年に従妹同士の2人によって誕生しました。イスラエル本国では100店舗以上で展開しており、日本は2011年2月にアジア第一号店として、旗艦店である表参道店がオープン。以降順調に店舗数を拡大し、現在日本全国で21店舗を運営しています。


| 主力アイテムは何ですか?
さまざまなアイテムを展開している中で、お客様に特に人気なのはボディスクラブですね。パッケージの可愛さ、手頃な価格が支持され、自身のために買われるだけでなく、ギフトとして選ばれる方も多いです。



| ターゲット顧客について教えてください
積極的なキャクターコラボやポップアップショップが奏功していることもあり、現在の中心顧客は20代半ばですが、今後は30代半ばまで広げていきたいと考えています。一過性の外見のかわいさだけでなく、背景にある不変的なストーリーを前面に出していくことで、長期的且つ安定的な成長を目指していきます。



| 日本マーケットでさらに浸透させていくために
化粧品は、しばらく使うと無くなるという商品特性があるので、また同じものを買っていただくサイクルをリピートさせることが、とても重要になります。約3ヵ月に1回が目安のサイクルですが、流行りや低価格を売りにすると、他のブランドに移ってしまいます。そして日本人は、「化粧品に対して世界一厳しい」と言われるくらい強いこだわりを持っており、デザインだけでなく中に含まれている成分まで目を通すので、「何がどう効くのか」まで説明できなければ、お客様に納得して買って頂くことはできません。ラリンそのものの効能や効果が、自分にとって必要不可欠であり、使うことによって幸せになると感じてもらえるよう、店舗スタッフとお客様の関係性を深める接客、そして商品のクオリティアップに常に取り組んでいきます。


| 将来に向けて
日本の化粧品市場は現在2兆円超ですが、そのうち自然派・オーガニックコスメはいまや1,000億円を超える規模にまで拡大し、ひとつのカテゴリーとして確立されています。その中で永続的にブランドの良さが認知され、定期的に使いたいと思うユーザーを増やすためには、「ラリン=」を改めて明確にしなければなりません。そのためには、使う女性像がイメージできるような「ラリンワード」が必要だと考えています。朝から夜までの1日の生活サイクルを想定して創り上げ、そのイメージに賛同して頂けるターゲット層に対しアプローチし、「知って・使って・拡散して」頂くことで認知向上を図っていきます。
 化粧品とは文化の流れであり、パリやニューヨークに対する憧れが強いですが、実はイスラエルが美容大国であることを知らない方は大勢いると思います。その文化や歴史背景を深掘りし、例えば「死海のミネラル」というラリンにしかない大切な価値・哲学を発信することで、日本市場においてもユニークなポジションの確立ができると確信しています。


もっとブランドについて知りたい方はこちらへ!
www.laline.jp

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