~令和6年能登半島地震被災地支援をスタート~
株式会社TSIホールディングス(本社:東京都港区赤坂、代表取締役社長:下地 毅)は、当社子会社Urth Caffe JAPAN株式会社(以下、Urth Caffe JAPAN)が運営する「アースカフェ」のフードトラックで、令和6年能登半島地震で被災を受けた方々の避難所である石川県珠洲市の緑丘中学校(珠洲市野々江町)を訪問し、オーガニックコーヒーやカフェラテ、オーガニックジュース、ボバなどのドリンクや特製ケーキを提供いたしました。
珠洲市は1月1日の地震発生から3か月半が過ぎた今でも断水が続き、倒壊した家屋もそのままの状態の地域がまだ多く、日常には程遠いストレスフルな生活を余儀なくされている方々が暮らしています。
そのような状況の中、フードトラックのサプライズ登場に皆さん、驚かれていましたが、「アースカフェ」スタッフの金井氏が作る甘いボバや、まだまだ肌寒い気温の中、温かなコーヒーやラテアートを施したカフェラテですっかり笑顔になり、顔を合わせた住民の皆さんとのおしゃべりにも花を咲かせ、「久しぶりに幸せな気分です」と口々に感謝の気持ちを伝えてくださいました。
また、「アースカフェ」パティシェの川本氏が手作りで焼いたクッキーも「ケーキのようにとても美味しく、ドリンクを一緒に食べるとホッとします。」と喜んでくださり、帰りには「ドリンクやお菓子の炊き出しは初めてだったので、久しぶりに皆でおしゃれで、ゆったりとしたひとときを過ごすことが出来ました。」と御礼の言葉をかけていただきました。
当社はSDGs(持続可能な開発目標)の一環として、北海道上川町の自然保護への協力や寄附活動、DVシェルターや女性保護施設に身を寄せて暮らす社会的保護を必要とする女性たちのケアと支援活動、虐待や育児放棄などによってやむなく施設に引き取られた児童たちの心に残る思い出づくりの場の提供などを行っており、今回の支援もSDGsの原則である「誰1人取り残さない」社会の一員であるために、災害で困難な状況にある方への安らぎのひとときの提供の一環として、Urth Caffe JAPANの協力のもと支援活動を行いました。Urth Caffe JAPANも本国である米・Urth Caffe社が継続的に行っているマウンテンゴリラプロジェクトへの寄付活動をサポートしています。
今回の支援活動に同行した、当社代表取締役社長の下地も「2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆様にお悔やみを申し上げます。また、被災された皆様に心より御見舞い申し上げます。2011年の東日本大震災の際は個人として毎週末はボランティア活動に参加し、被災地に足を運んでいました。今回ももっと早くに駆け付けたかったのですが、道路の復旧を待ってこの度伺うことができました。 東京からの道のり、陥没やひびが入った道路や倒壊している多くの家屋、なぎ倒された木々、崩壊している店舗、トイレも使えないという被害状況は、実際に自分の目で見て、感じないと本当の現実は分からないと実感しました。長い避難所生活や断水などのストレス、コミュニティの形が変わることでの孤独感、フラッシュバックなど心のケアが必要な皆さまにリラックス効果の高いコーヒーと甘いクッキーの提供で少しでも明るく笑顔になっていただきたいという思いに、傘下のUrth Caffe JAPANが賛同し、モノの提供だけではない、愛情の提供も行ってくれました。皆さまに喜んでいただけたら幸いです。」と語りました。
TSIホールディングスおよびUrth Caffe JAPANはこれからも被災地へのボランティア活動を継続してまいります。
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