~ファッションドキュメンタリー映画「燃えるドレスを紡いで」を鑑賞~
株式会社 TSIホールディングス(本社:東京都港区赤坂、代表取締役社長:下地 毅)は4月1日、青山・スパイラルホールにて2024年度「TSIホールディングスグループ合同入社式」 を執り行い、新入社員194名を新たに迎えました。
入社式には代表取締役社長の下地のほか取締役、監査役、各グループ会社の社長らが出席。下地は新入社員を前に「コロナ禍を乗り超えても、これからも変化と変革が終わることはないでしょう。当社は"ファッションエンターテインメントの力で世界の共感と社会的価値を生み出す"というパーパスを掲げています。ここにいる皆さんとわれわれは「服」が好きで好きでたまらない、ファッション好きが集まった集合体です。ファッションには世の中をもっと楽しくできる力があります。多種多様なブランドの集合体という当社の特性を生かし、組織やブランドの垣根を越えてお客様にワクワク・ドキドキを届けてください。ファッションの力を信じて一緒に幸せな明日、豊かな未来を作っていきましょう。」と祝辞を述べ、新入社員と「洋服屋」としてのアイデンティティを共有しました。
社長あいさつの後には新入社員を代表して、株式会社TSI 上野商会事業部の牧野拓海が「当社のパーパスのもと、ファッションの力で社会をより明るくするためにさまざまな挑戦をしていきたい。常にお客様に寄り添った提案のできるプロの業界人として成長していきます。」と誓いの言葉を力強く宣言しました。
式典前には特別上映会として、パリのオートクチュール・ウィークに日本人で唯一参加し続けているファッションブランド「YUIMA NAKAZATO」(https://www.yuimanakazato.com)のデザイナー・中里唯馬氏に1年間密着したドキュメンタリー映画「燃えるドレスを紡いで」(https://dust-to-dust.jp)を上映。
「生み出された衣服はどこにいくのか」という疑問の答えを求めて"衣服の最終到達点"といわれるアフリカ・ケニアへ向かった中里氏の苦悩と彼のパリコレのショーの裏側に密着した本作。ケニアから帰国した中里氏が服飾世界の無駄に真摯に向き合い、「ゴミ山からドレスをつくる」というシンプルな課題解決を模索する努力とそれでもなぜ洋服をつくるのかと葛藤する姿を全員で鑑賞いたしました。
上映後には下地と中里氏とのトークショーが行われ、下地は「これからの時代、環境問題の解決は待ったなしになる。負荷を多く与えているわれわれアパレル業にとって環境を考えたモノ作りは必須であり、SDGsを推進しながら成長し、社会に貢献していかなければならない。」と語り、最後に中里氏からも「ファッション産業は、楽しさと同時にたくさんの課題がある。きちんと把握することで道筋やヒント、希望が見えてくるので、常に自問自答する大切さをこの作品を通して感じていただけるとうれしい。そして何より、衣服は人間にとってなくてはならない大切なもの。今日からその仕事に携わる中で、世の中をワクワクさせることを生み出してください。」と新入社員にお祝いのメッセージが贈られました。
入社式終了後は会場を表参道・ザ ストリングスに移し、各事業部幹部社員や入社2年目の先輩社員も加わり、懇親会を開催。若さ溢れる会場に笑顔と賑やかな声が響き渡り、改めてTSIホールディングスグループの一員としての自覚と希望で胸を躍らせました。
今後もTSIホールディングスグループは新入社員とともに、企業のさらなる発展を目指して邁進してまいります。
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