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社会的保護を必要とする女性たちへのソーシャルワーク/ケア活動を支援
  • 2024.02.21

~ファッションの力で日常の「歓び」を届ける~

株式会社TSIホールディングス(本社:東京都港区赤坂、代表取締役社長:下地 毅)は、昨年9月にスタートさせた、児童養護施設を中心に慶祝支援活動を行う一般社団法人「いちご言祝ぎの杜」(東京都渋谷区渋谷、代表理事:染谷 裕之)から派生した新しいソーシャルプロジェクト「ガールズフリッジ」への支援活動の第2弾を2024年2月に実施いたしました。

「ガールズフリッジ」はDVシェルターや女性保護施設に身を寄せる女性たちのケアと支援を行うソーシャルアクションプラットフォームです。抱えきれない矛盾と不安、それでも前に進もうとする強い意志を持つ女性たちの日常に少しでも「歓び」が増えるようにさまざまな活動を行っています。


昨年9月の商品提供に続き、第2回目となる今回の支援活動もSDGs(持続可能な開発目標)が示す17の目標のうち、目標1「貧困をなくそう」、目標5「ジェンダー平等を実現しよう」、目標10「人や国の不平等をなくそう」の推進の一環として、すべての女性と女児の基本的人権が保護され、エンパワーメントを図るために、当社の衣服と雑貨、約250点を全国のシェルター施設および児童福祉施設に提供いたしました。

当社はコロナ禍において、店舗休業やテレワーク就業に迫られた際に、外に出られない辛さ、経済的な困窮、社会や未来への不安などを元気づけるため、「ファッションの力を信じよう」をスローガンにファッションの持つ記憶の力、ファッションの持つときめきの力、ファッションが持つ自己啓発の力の訴求活動を行ってまいりました。
今回のこの支援もその活動を持続するものであり、一般社団法人「いちご言祝ぎの杜」、ウィメンズエンパワーメントプログラム、ガールズフリッジへの衣服の支援は年間2回の予定で今後も引き続き実施してまいります。

一般社団法人「いちご言祝ぎの杜」執行理事であり、プロジェクトの責任者である市ケ坪さんは「暴力から逃れるために明日着る服も持たずにいた女性たちに、真新しい洋服のご提供を心より感謝申し上げます。ファッションの高揚感と自ら好きなものを選び取るという自己決定権が尊重される本機会は、女性の尊厳の回復のための大切なご支援だと思います。自分の人生を再び自力で築くことができると思えること。新しい人生を創ること。その力となる本取り組みに幾重にも感謝すると共に、女性たちの日常に笑顔や笑い声が溢れるよう引き続き真摯に活動していきます。」 と感謝の思いを語りました。

弊社代表取締役社長の下地は「家庭内暴力や性暴力の被害を打ち明けたとき、多くは敵意や疑い、恥が待ち受けており、真実は無視されて、何か企んでいるのではないかと疑われる。そんな悲しい声を聞きました。誰にも相談できずに一人で悩みを抱え込み、仕事や育児にも影響が出て経済的にも困窮してしまう人へは長期的な支援が必要なのですが、社会的なセーフティネットが十分ではないというのが現実と伺い、多種のレディスブランドを扱い、多くの女性社員を雇用する企業として、女性をエンパワメントすることに少しでもお役に立てることはないかと考え、着の身着のままでシェルターに駆け込み、シェルターの中で身を潜めて生活をする女性の皆さんに、ファッションが持つ力で、ひとときでも夢見る時間やときめき、笑顔を衣服と共にご提供し、再出発を応援する義務があると思いました。このような支援活動は続けていくことに意義があると考えています。」と支援活動への思いを語りました。

※本件に関するプレスリリースはこちらから