ARCHIVE FABRIC COLLECTION
生地から始まるデザインをかたちに
マーガレット・ハウエルにとって生地を選ぶことは、デザインの出発点です。素材から、いやもっと前に遡って、原料となる糸の細さや太さ、それを織る織機のスピードまで。そうした細部にこだわることで導き出された表情が、シルエットやディテールのインスピレーションへとつながり、服が作られていく。わたしたちは生地を大切にする強い想いを共有したい。それがこの「ARCHIVE FABRIC COLLECTION」のはじまりです。
残ってしまった生地に
時代を添えて再生する
マーガレット・ハウエルで使っている生地のほとんどは、定番として使い続けているものばかり。しかし糸の使い方、柄の種類、シーズンに適した色などの小さな変化を、毎シーズン繰り返しています。だからものづくりを続けていく中で、どうしても残っていく生地をどうすべきか。ただ廃棄するのではなく、常に新鮮なものとしてあり続けるために、今のシルエットやディテールに落とし込み、今の気分を作り出しました。そして、生地に対する深いこだわりを知ってもらうために、ブランドを象徴するシャツをコレクションの主役に据えています。
流行を追い求めずに
時代に寄り添っていく
私たちの服は、アーカイヴを使ってもアンティークショップに並ぶ古着のように見えることはありません。それはマーガレット・ハウエルがはじまって50年以上の間、トレンドに影響されず、生地にムードを足していくプロセスをずっと続けてきたから。時代に合わせていくことと、流行を追い続けることは、似て非なるものです。そんな服作りを過去の生地で表現することで、その魅力にたしかな輪郭を作っています。
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